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「自閉症というのは一般の人には遠い存在なのだと思うことがあります。 世の中には自閉症者に会ったことがないという人もいます。 その人の周りには自閉症者がいないか、いても気づかないのです。 たくさんの自閉症者が社会の中で生きているはずなのに。 自閉症のみんな、どこでどんな風に生きていますか?」 大人になってあらためて気づいた、障害についてのこと、日々の生活で感じること、明日を明るく生きるために願うこと。 【目次】 はじめに 君に贈る言葉 〜自閉症の子どもたちへ〜 〇第1章 自閉症の不思議 コントロールできない言葉/独特の感覚/日常生活のなかで ESSAY 呼ばれても振り向かない 〇第2章 わかってもらえたらいいなと思う心の中 脳の混乱/習慣とこだわり/言いたくても言えない気持ち ESSAY 僕にとっては簡単ではない行動 〇第3章 障害と向き合うために 支援してくれる人たちに考えてほしいこと/大好きな親でいてほしい/わかってもらいたいこと ESSAY 人の顔が覚えられない 〇第4章 自分と向き合う 自分を励ましながら/強くなりたい ESSAY 自分を好きになるには 〇第5章 心を解き放つ 人について思うこと/自由と希望/自然とともに ESSAY 自閉症者の感性 おわりに 誰かのために
レビュー(7件)
自閉症について
東田さんの自閉症について本に書いて凄く勉強になりました。30代になってからの自閉症と自分とどう向き合って行くかについて語っていました。今後、多くの人、廻りが自閉症についてもっと理解を出来る環境が整ってほしい。感動しました。