すごくおもしろかったです。展開を読み解いていく過程がスリリングでした。一気読みしてしまいました。,グリコ森永事件を題材にした作品でこの作者を知りました。今回も泣ける作品でした。 生みの親より育ての親。感動です。,親の児童虐待という重い重いテーマから始まる、街中に防犯カメラがない時代、このような虐待は多々起きていたのかもしれない、とても息苦しい。 が、当の本人はとても爽やかで悲壮感がない。 出てくるキャラクターも皆生き生きとしていてエンタメ小説としてとても優れていると思った。 彼が自分のルーツを求めて旅するような、そんな小説で、そこに絵画という要素が加わり、とても感動的だった。,相変わらずの骨太作品で満足でした。少し冗長な気もしましたが。,友人に勧められて買った、久々の単行本です。重いし話の始まりが陳腐の感じだったので、最後まで読み切れるか心配だったのですが、後半に行くにつれて気持ちが昂り引き込まれて一気に読み切ってしまいました。 人間関係が上手く行かず心ら荒んでしまったいる様な人に是非本で欲しいですね。
レビュー(682件)
秀作!一気読み!
すごくおもしろかったです。展開を読み解いていく過程がスリリングでした。一気読みしてしまいました。
グリコ森永事件を題材にした作品でこの作者を知りました。今回も泣ける作品でした。 生みの親より育ての親。感動です。
1人の少年の航海の旅
親の児童虐待という重い重いテーマから始まる、街中に防犯カメラがない時代、このような虐待は多々起きていたのかもしれない、とても息苦しい。 が、当の本人はとても爽やかで悲壮感がない。 出てくるキャラクターも皆生き生きとしていてエンタメ小説としてとても優れていると思った。 彼が自分のルーツを求めて旅するような、そんな小説で、そこに絵画という要素が加わり、とても感動的だった。
相変わらずの骨太作品で満足でした。少し冗長な気もしましたが。
友人に勧められて買った、久々の単行本です。重いし話の始まりが陳腐の感じだったので、最後まで読み切れるか心配だったのですが、後半に行くにつれて気持ちが昂り引き込まれて一気に読み切ってしまいました。 人間関係が上手く行かず心ら荒んでしまったいる様な人に是非本で欲しいですね。