映画『郡上一揆』公開から20年という節目にの年(2020年)を迎えて、ふたたび、わたしの脳裏に、郡上一揆の映画化に奔走した頃の熱い思いが甦ってきた。それは、遠く果てしない道のりだった。無謀なことにもチャレンジできるエネルギーが、わたしにもあったということだろうか。
人生を総括しなければならない年齢になって、なぜ映画だったのだろうか。記憶の断片を紡ぐことは不遜だろうか。わたしは、郡上一揆の概要や背景を今一度振り返りながら、命を惣百姓のために捧げた立百姓指導者たちや、改易となった郡上藩士たちのその後が気になる。幕閣までもがなぜ処罰されたのか。郡上惣百姓たちの闘いに成果はあったのか。一揆収束後の歴史も把握しておきたい。その上で、現代に想いを寄せたいーー。
第一章 映画『郡上一揆』製作支援活動の記録 【取材・構成=大幡和平】
第二章 わたしの生い立ち──ふるさとの歴史文化に目覚めて
第三章 一期一会の思い出──映画『郡上一揆』のきずなに感謝して
第四章 映画『郡上一揆』方言指導日誌抄【執筆=上野道子】
第五章 現代に想う郡上一揆──そのスピリッツを後世に伝えるために
郡上一揆の概要と背景
郡上一揆のその後
郡上一揆の特徴
郡上百姓の一期一会
現代に続く宝暦義民の供養と顕彰
凌霜隊への妄想
郡上一揆から学ぶもの
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