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中堅おもちゃメーカーの経理部で働く主人公・九鬼玲子(くき・れいこ)は、とある過去が原因で「清貧」という価値観で生きるアラサー女子。金銭感覚が独特で、お金の価値ではなく、自分が愛する"モノ" の本質を大切にして暮らしている。その玲子が勤めるおもちゃメーカーの御曹司・猿渡慶太(さるわたり・けいた)は、「浪費」にかけては天賦の才能を持った男。営業部に在籍していたが、浪費のしすぎで玲子がいる経理部に異動になる。そんな金銭感覚が両極端な、「清貧女子」と「浪費男子」が出会い、ひょんなことから鎌倉にある玲子の実家に慶太が住み込むことになり……。 【シナリオブックTOPICS】 ◎テレビで放送されなかった5話以降の全話シナリオを完全収録。 ◎巻頭と巻末に収録されている口絵には、人物相関図のほかドラマで使用予定だっ た小道具の写真なども特別掲載。 ◎プロデューサーによるまえがきと、脚本家によるあとがきも収録。
レビュー(101件)
ドラマを観ていて、本当だったらどう続いてどう終わるのかが気になり購入しました。 んっ?こんなにいきなり結婚とか言い出す?とは思いましたが、玲子さんならあり得るかぁとも思いつつ、読みながら松岡茉優ちゃんと三浦春馬君を頭の中で想像し動かしながら、一気に読んでしまいました。 実際のドラマで最後まで観れなかったのは残念ですが、脚本のうえでは幸せそうな感じで終わっているので嬉しかったです。
書棚で保存中
ドラマを観てました。 本来のシナリオは、この本に書かれています。が、まだ読めていません。演じる筈だった春馬くんがいない。私の中の春馬くんがまだ生きてるから、まだ読めない。いつか読める日が来るまで書棚で待っていてもらいます。
うれしい、悲しい
シナリオブックであってノベライズではないので、読みやすくはないです。 ただ、三浦春馬くんが演じた3話まではドラマで見た彼の表情を思い出し、4話からは、 彼の表情、声色を想像しながら読みました。本来は続くはずだったストーリーが知れて、嬉しくもあり、 でも悲しくて悔しくて泣けてしょうがありませんでした。 彼が実際に演じているのを見たかったです。 その辺の薄っぺらい恋愛話ではなく、いいドラマになったことでしょう。 ドラマについてはいろいろと言われていますが、脚本自体はよかったと思います。 父親(社長)との関係も解明されるはずでした。 この本の一番最後のページの写真のもの、最終回で登場するはずだったんでしょうね。かわいい! 慶太が玲子さんにプレゼントするところを見たかったです。 何事もなければただ幸せなドラマで終わっていたでしょうが、こんなに悲しい思いで見たくはなかったです。 でも、シナリオブック出していただき、感謝しかないです。本当にありがとうございました。 また読む時に、頭の中の晴馬くんに演じてもらうことにします。 でも、やっぱり、また会いたいなぁ~。。
3月5日発売のカネ恋のBlu-rayの特典映像を観て、シナリオブックも読みたいと思い購入しました。 観ることが叶わなかった5話以降を、時に慶太と玲子の台詞に笑い声を上げながら読みました。もっと早く読めばよかったと思っています。特典映像とシナリオブックから、どうして春馬さんはこのドラマの途中で突然この世を去ることになったのかと、どうしても考えてしまいます。
実際にテレビを見ていたので、放映されなかった部分も頭の中ではリアルに描写できた。できた分、実際に見られなかったのは残念でしょうがない。テレビを見てなかった人には、情景描写は難しいと思う。まっさらの人は小説としては読めない。