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面白くて読みやすい!たちまち10万部! 爽快な読後感が大人気! ◎山極壽一さん(総合地球環境学研究所所長) 「現代のドリトル先生による新しい動物言語学の誕生だ」 ◎仲野徹さん(生命科学者) 「内容は深いが、文章は平易にしてユーモアたっぷり。 これまで読んだサイエンス本でベスト」 ◎三宅香帆さん(文芸評論家) 「『観察が上手い』人ってこう生きてるんだ!と興奮しました」 ◎安野モヨコさん(漫画家) 「鈴木先生の後をついて行けば鳥たちが何を話しているのかわかるかもしれない。 そんな気がして先生の後をついていく列に私も加わったのだ」 ◎養老孟司さん(解剖学者) 「好きこそものの上手なれ、という。でも論語ではさらに上があるとする。これを好む者は、これを楽しむ者に如かず。楽しんでやっている人にはかなわない。著者の研究はまさに『これを楽しむ』の境地に入っている」 :::::::::::::::::::::::: 言葉を持つのは人間だけであり、鳥は感情で鳴いているとしか認識されていなかった「常識」を覆し、「シジュウカラが20以上の単語を組み合わせて文を作っている」ことを世界で初めて解明した研究者による科学エッセイ。 【編集担当からのおすすめ情報】 本書の草稿を拝読したとき、何より感動したのは、鈴木先生が「シジュウカラのことが好きだ、もっと知りたい」というまっすぐな気持ちで、自然の中に身を置いて根気強く鳥たちをよく観察する姿勢でした。文系、理系、アウトドア派、インドア派問わず、何かを「好き」と思う気持ちを大事にすることで、日常生活の中でも新鮮な驚きや気づきが得られ、ひいては世界的な発見にまで繋がるーーこれは読者の皆さまにとっても、ポジティブなメッセージとなることと思います。 ちなみに、初の単著となる本文内のイラストはすべて鈴木先生自身によるもの! こまかなところまでかわいらしく描かれているのは、愛と興味をもって丁寧に相手を観察する鈴木先生ならではのタッチです。ぜひお楽しみください。 ◎巻頭口絵にはシジュウカラたちのカラー写真が、巻末にはシジュウカラの言葉を聞ける二次元コードつき。 はじめに 鳥たちの世界へ 小鳥が餌場で鳴く理由 救いと拷問のキャベツ ヒロシ先生の思い出 巣箱をかけた話 都会の住宅事情 繁殖の観察 修士課程の秋と冬 巣箱荒らしの犯人 大発見! ヒナの力 パースの思い出 動物の博士 実家の巣箱 ヒナ救出大作戦 井の中の蛙 シジュウカラに言葉はあるのか? 「ジャージャー」はヘビ! シジュウカラは文を作る ルー語による文法の証明 「ぼく・ドラえもん」実験 翼のジェスチャー カエル人間救出作戦 動物言語学の幕開け おわりに 特別付録 シジュウカラの鳴き声を聞いてみよう 参考文献
レビュー(91件)
久しぶりに一気に読んだ本です 軽井沢で鳥の生態観察に行きたくなりました
すごくおもしろく勉強になる内容です。 早い配達をありがとうございました!
鳥さん大好き
共感できるエピソードで楽しかったです。 都会でも小鳥がたくさんいるので 「今、なんておしゃべりしてるんだろう?」 通勤時間(徒歩)も楽しい時間になりました。
新たな視点での研究は読者の知識も広がる本
テレビで、この本と作者を紹介していたので、興味を持って購入しました。新たな視点で野鳥を観察し、読者の知識も広がる面白い本です。購入してよかったです。
すごく面白くて一気に読みました。研究者の熱意や純粋さを「好きなことをする」という思いの風船に 詰め込んで空に飛ばしてる感じ!成功譚なのに偉ぶったり自慢げなところがなくて、読後感がとてもさわやかでした。