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誰にも訪れる「死」。しかし、実際にどのようにして死んでいくのかを知っている人は少ない。人がどのような末期を知らないと、虐待に等しい終末期医療に苦しみ、悲惨な死を迎えることになりかねない。肉親が迎えたとき、そして自ら死を覚悟したとき、どのような死に方を選べばいいのか。在宅診療医として数々の死を看取った、作家の久坂部羊氏が、人がどのような死を迎えるのかをリアルに描き、安らかな死を迎えるために、私たちが知っておくべきことを解説する。その日に備えて、読んでおきたい「死の教科書」 はじめに 第一章 死の実際を見る、心にゆとりを持って 第二章 さまざまな死のパターン 第三章 海外の「死」見聞録 第四章 死の恐怖とは何か 第五章 死に目に会うことの意味 第六章 不愉快な事実は伝えないメディア 第七章 がんに関する世間の誤解 第八章 安楽死と尊厳死の是々非々 第九章 上手な最期を迎えるには
レビュー(78件)
とてもタメになる 分かりやすい本でした。
これからの人生に役に立つと思います、少しづつ実践に生かしたいと思います。
良書です。死について具体的に書いています。自らの死ばかりでなく、家族の死については考えておいたほうがよい人生を送れると思います。医者としての経験からの内容でもあり参考になりました。人生100年時代といわれてきてますが、死をどう迎えるかを自分なりに考える良い機会になりました。再読します。
死ぬということ
世の中に「よく生きる」という本は数多くありますが、「よく死ぬ」という本は数少ない。 本書は、誰でも最後に経験する死について、あるべき方向性を示してくれてると思います。
非常に良かったです。死について深く考えさせられました。