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「弱井先生、私 幽霊が見えるんです。私のこと、信じてくれますか?」 解離性障害、それはもっとも理解されづらい病。精神疾患の既往歴を持つセラピスト・重森一葉は、“心の違和感”ゆえに、幸せになることを諦めていた。幻聴や悪夢に苦しむ彼女の悩みに、寄り添い続ける弱井。次第に心がほぐれ、治療にも前向きになってきた矢先、一葉の「交代人格」が姿を現して…!? 弱井は留学時代の学友で公認心理師のアレックスと共に、彼女が一人で抱えてきた病の真の正体を解き明かす。患者と治療者の信頼関係が試される「解離性障害」編、開幕!! また、本編からさかのぼること十数年、弱井と松野が出会い、学び、成長した医学部時代編も収録!!
レビュー(6件)
弱井先生たちの過去編も載っていて興味深かったです。 新キャラアレックス登場。今後どう絡んでくるのかな。 「困ったときの相談先」も掲載されているので、どこに 相談したらいいかわからない方は参考にされてみては。
様々な疾患があることがよくわかります。この本で少しでも知識となり共感できるといいなと感じました。
この作品は、精神病を中心とした医療マンガですが、本当に学びになります。自分や家族が何か様子がおかしいと思ったら精神科や、その他の機関に相談するなど、正しい情報が書かれています。 私は精神の病を患っているので、共感できるとともに、私より重い病を持って生きている人が一生懸命生きようとする姿や医者の努力を見る度に泣いてしまいます。 この本はきっと周りの人を正しく見る力になり、自分の心の中の偏見をなくしていくものになると思います。