蒙古襲来絵詞は肥後国の御家人竹崎季長が製作した貴重な絵巻物である。蒙古襲来絵詞は蒙古が襲来した一二七四年の文永の役、一二八一年の弘安の役の両度の蒙古合戦に参加し、この両度の蒙古合戦で活躍した肥後国の御家人竹崎季長が、文永の役に於ける自らの出陣の様子やその文永の役で戦功を挙げた様子と、その文永の役で活躍したにもかかわらず恩賞をもらえなかったために鎌倉に参り鎌倉幕府の御恩奉行安達泰盛に庭中したところ、安達泰盛は竹崎季長の要望を聞き入れてくれ、竹崎季長を勇者と認めて海東郷の地頭職を賜わったこと、更にその後竹崎季長が弘安の役で挙げた戦功の様子を絵巻物に仕立てたものである。
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