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感動の声、続々。待望のシリーズ第2弾! 銀座の文房具店「四宝堂」は絵葉書や便せんなど、思わず誰かにプレゼントしたくなる文房具を豊富に取り揃える、知る人ぞ知る名店だ。 店主を務めるのは、どこかミステリアスな青年・宝田硯。硯のもとには、今日も様々な悩みを抱えたお客が訪れるーー。 クラスメイトにいじられ浮いていると悩む少女に、定年を迎え一人寂しく退職していくサラリーマンなど。モヤモヤを抱えた人々の心が、あたたかな店主の言葉でじんわり解きほぐされていく。 いつまでも涙が止まらない、感動の物語第2弾。喫茶店『ほゝづゑ』の看板娘・幼馴染みの良子と硯の出会いのエピソードも収録!
レビュー(90件)
第2巻です。
千田さんの娘さんからのカードが次々と出て来て「四宝堂」を通じて親子の関係が素敵です。 左利きの晴菜さんが左利きの道具を集め、展示会に出した。同級生の瑛太と一緒に・・・。 登川巌さん、総務部に配属されて朝7時から会長と会社の周りの掃除担当。退職時心優しい人達が送別会を。 そして「四宝堂」の店主宝田硯(けん)と幼馴染の良子さんの行く末は?
ほっこり
ほっこりさせられるお話。大好きです。こういったシリーズは長く続いてほしい。
レビューを書いた人の中には、状況設定に無理があると書いてる人もいるけれど、そこは気にせず読めば、心温まるストーリーが凝縮されてると思う。 文房具を題材に物語が書かれており、裏切られることはない。 人間の一番大切にしたいものが、自分もこうありたいと思うことが、溢れている本だと思う。 収録されている物語の中で『名刺』が一番心に刺さった
上田健冶作品
銀座、四宝堂文房具店 ほっこりするお話です。 上田健次作品