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ある夜に覚えた孤独感に導かれ、たどり着いた自然農の世界。最初は野菜の葉の区別もつかずタネの撒き方もわからなかった。 日々、新しい発見と失敗を繰り返し、次第に豊かに育っていく野菜を眺めては、その味をかみしめ、思いは深くまた沈む。 必要があって自然に生まれるものはどんなことでも大変じゃない。ゆっくりやればやるほど、その途中にあるものがよく見える。 土を触りながら草を刈りながら実感した出来事の1年間の記録。 *カラー96ページ。 畝立ては「世界創造」/虫がつくから弱るのでなく、弱るから虫がつく/同じ時を生きている、同じ光と空気を吸った野菜/小さなボウルひとつの宇宙/見えない石は大きく感じる/「必要」が自然に私たちを導く/目に見えないぐらいの小さな生き物/丁寧に心を込める/今日ももぐらが…/種の整理/旬の野菜を食べる/我慢する//春の植栽計画/楽しくないと感じるのは何かがおかしい/ほか
レビュー(12件)
内容がとても面白いです。読みやすいと思います。
つれづれノートに通じる感じの文章で、とても読みやすく、また、野菜作りへの関心が高まりました。銀色さんのファンならおそらく気に入ることと思います!
宮崎での生活がつれづれとはまた違って、畑での色々が書かれていて野菜を栽培したくなりました。 わたしも花は種から育ててみたりしますが、種からだと芽が出てからの成長が遅いのが、野菜も同じなんだなとわかりました。 写真も沢山あって、ちょこちょこ読むのが楽しみです。