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水中から陸上へ進出するとき呼吸器系に迫られた改革、肉食から草食へ移行するため講じられた「奇策」、体内の水を浪費しないための尿のつくり方の工夫、大敵「乾燥」を克服するため生殖器が採ったさまざまな戦略、ホヤに原型をもつ甲状腺ほか内分泌系の不思議な進化、そして昆虫と私たちの内臓の意外な類似性と決定的な違いーー前作『図解 感覚器の進化』に続く「器官の進化シリーズ」第2弾、「内臓進化」の一大絵巻です。 「こういうものの見方こそ学校で教えてほしい」。書評ブロガー小飼弾氏絶賛の、かつてなかった内臓の進化史! 水中から陸上へ進出するとき呼吸器系に迫られた改革、 肉食から草食へ移行するため講じられた「奇策」、 体内の水を浪費しないための尿のつくり方の工夫、大敵「乾燥」を克服するため生殖器が採ったさまざまな戦略、 ホヤに原型をもつ甲状腺ほか内分泌系の不思議な進化、そして昆虫と私たちの内臓の意外な類似性と決定的な違いーー ものいわぬ「体の主役」内臓のデザインと機能には、動物たちがくぐり抜けてきた激動の歴史が刻まれています。 その戦略と設計思想を読み解くと、動物の進化の絶妙さに驚くほかはありません。 本書は、これまでに膨大な数の動物を実際に解剖し、観察してきた著者が前作『図解 感覚器の進化』に続いて贈る 「器官の進化シリーズ」第2弾、「内臓進化」の一大絵巻です。 渾身の図版の数々には、ページをめくるだけで圧倒されること間違いありません。 はじめに 目次 第1章 内臓の基礎知識 第2章 呼吸器系の進化 第3章 消化器系の進化 第4章 泌尿器系の進化 第5章 生殖器系の進化 第6章 内分泌系の進化 第7章 昆虫類の内臓 おわりに 参考文献 さくいん
レビュー(12件)
今回は、四冊まとめての購入です。 ジャンルを問わず、在庫が豊富なので、本屋さんに行って探し回ることを考えると、とても便利に感じます。 まだ呼んでいないので、感想は、後ほど・・・・
面白かったです。視点も面白いし、進め方もいいと思いますが、内容的に難しすぎる、と感じる部分と、もっと掘り下げて欲しかった、と思う部分とが所々ありました。ただこれは読む側の解剖の知識と興味がどの程度かによって変わりますので、作者の責任ではありませんね。もっと知りたいのならば、専門書を読むしかないのでしょう。十分に面白く、勉強にもなりました。