50歳で剣道八段合格。自分の修行はこれからだと覚悟を固めた著者53歳〜64歳の12年間の稽古反省抄。今は亡き伝説の名剣士も多数登場
まえがき
一、懸かって懸かり抜く稽古が必要である(昭和五十一年)
・過ぎたる打とう打とうは良くない
・攻め込まれたるは攻め負けなり
・旺盛な攻めが足りない
・剣先は中心より外さない
・負けずに乗れ
二、稽古の数他の人の倍の倍を(昭和五十二年)
・基本の正面打ちをやり直さねばならぬ
・相手の剣先につられている
・心の詰め
・捨て身の心境遠い
三、負傷出場(昭和五十三年)
・攻めいったら打たなくては
・無心になれず
・剣先を殺し、割って乗って打て
・我慢。こらえ切れず
四、攻めの理、打ちの理を勉強せよ(昭和五十四年)
・足腰を崩すな
・気迫負けでは勝負にならぬ
・わが心の貧しきを恥ず
五、自己に有利、相手に不利な状態をつくれ(昭和五十五年)
・練りが足りない
・恐れることなく前へ出よ
・当たれば良いの技は見苦しい
・心がいつも上ずっている
・気力の弱さか、手元が上がる
・堂々たる攻め勝ちでないといけない
・得意の間をつくれ
六、心気力一致の稽古を(昭和五十六年)
・呼吸のこと
・引くな出ろ
・攻め崩して打つ
・間合の異なる対戦はわれから果敢に
・やっぱり捨て身だ
・無心とはこれなるか
・前へ前へ
七、気が抜けるのは呼吸法と関係深し(昭和五十七年)
・出る気が防ぎとなる
・なぜこうも簡単に手元が上がるのか
・分かれ際の気の張りに注意
・ここぞの機、打たねば駄目
・ほっとして気分抜けるは悪癖
八、そこに理がなければ‥‥(昭和五十八年〜五十九年)
・先の技を
・構えおおきく手の内柔らかく
・出たら打つ動いたら打つ
・間合を遠くすると攻めが弱い
・この息抜き、瞬時の油断
・気迫がない
九、間合、機会を見極めよ(昭和五十九年〜六十年)
・無駄打ち多し
・強引は大敵
・応じ技は未だし
・攻める押さえる乗るを忘れるな
十、只管稽古、生涯錬磨(昭和六十一年〜)
・相手の起こりを知れ
・打つぞ突くぞの攻め足りぬ
・攻め返しを会得すべし
・充分ならずも立ち合い無心に近し
十一、補遺(割れられないことども)
・神奈川県剣道研究会
・剣道の最後は心の問題である
・範士の授与について
・佐藤貞雄先生の教え
・韓国学生剣道日本遠征試合観戦記
・かばった稽古はいかぬ(中倉清範士)
・私の転機切り落とし(滝澤光三範士)
・撞木足の指摘(小中澤辰男範士)
・かつぎ技を自得する(杉江憲範士)
十二、剣道自分史 横浜焼跡闇市稽古
あとがき
索引
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