中村草田男は「毒消し飲むやわが詩多産の夏来る」と詠んだ。夏は多彩な季語が多く俳句づくりの大チャンス到来である。秋・冬・春編と刊行されて好評を博してきた発想法歳時記は今回完結。句作の発想をうながす季語解説が評判の便利な歳時記。
〈例〉季語水着
遊泳用や競泳用やスクール水着などがあります。水着のある情景や記憶を思い浮かべる。幼い頃の海水浴の思い出や水着売り場や雑誌のグラビアなど。
少女みな紺の水着を絞りけり 佐藤文彦
水着選ぶいつしか彼の眼となって 黛まどか
ひろげ干す花びらほどの水着かな 片山由美子
その他 冷索麺 竹婦人 裸 夏痩 パリ祭 葉桜 木下闇 など
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