フクシマ事故と東京オリンピック【7ヵ国語対応】 The disaster in Fukushima and the 2020 Tokyo Olympics
【7ヵ国語の訳文掲載】
専門家の立場から40年以上原発の廃止を訴え続ける元京大原子炉実験所助教・小出裕章氏、待望の新刊。
「罪のない人を棄民したまま『オリンピックが大切』という国なら、私は喜んで非国民になろう」
──悔恨と怒りの思いを4600字余の言葉に込めた覚悟のメッセージ。
59頁の写真図版と7つの言語で世界に告発する、原発事故9年目の実情と東京五輪という犯罪的愚行。152頁オール4色 。
今、私たちがやるべきことは五輪ではない!
──オリンピックは、いつの時代も国威発揚に利用されてきた。近年は、箱モノを作っては壊す膨大な浪費社会と、それにより莫大な利益を受ける土建屋を中心とした企業群がオリンピックを食い物にしてきた。しかし、今もっとも大切なのは、「原子力緊急事態宣言」を一刻でも早く解除できるよう、国の総力を挙げて働くことである。フクシマ事故の下で苦しみ続けている人たちの救済こそ、最優先の課題である。──(本書より)
世界の人々へ伝えたい。
つらい事実だけれど、これが日本の実情です。
だから、五輪は返上しなければならない!
■出版の経緯
2018年7月、元京大原子炉実験所助教・小出裕章氏は、ひとりの日本人女性からの依頼を受け「フクシマ事故と東京オリンピック」と題する文章を書いた。
その後それは英訳され、同年10月、世界各国のオリンピック委員会などに書簡として送られた。今回、その原稿を基に一部加筆・修正。初めてまとまった形で出版される。
レビュー(2件)
こんな本が必要にならないように
内容は極めて平易です。 誰でも解る問題点の提起のみ書かれています。 そして、このような本が必要に迫られる事自体が問題だと思います。 小出さんもそれを感じつつも、求められる声に応えると言う形で執筆されています。 凄く単純なことですが、放射性物質は半減期があります。 半減期が8日なら、人知で0と見なせるまでの期間は、80,000日です。230年位です。 半減期の長いプルトニウム(24,000年)なら、2億4千万年です。 たったそれだけを考えても、原発事故の収束は最低でも2億4千万年となります。 そんなとんでもないものを管理するだけでも大変なのに事故対応となれば、2億4千万年じゃ済まない話です。 小出さんは半減期を元にした事は一言も触れておられません。 その代わり、起きた事故の誰にも直感性のある内容を起点にして上記に類することを書かれています。 原発は漠然と不安だけど、事故については余りピンときてない、そんな人におすすめです。