普段、何気なく見過ごしている身近な雑草や植木。人間が自分に都合よく取り扱っているこれらの植物もみな生きています。私たち人間は、植物も含めた大きな生態系の中に生きているのです。生物多様性が失われつつあるいま、私たちも自然への関わり方、ライフスタイルを含めた生きかたを考え直す曲がり角にきています。 本書は、植物を語り手として、植物の立場から、植物の世界を描いたものです。長年にわたる植物観察を通して見えてきた、植物の生きかた、生態、多様性、人間との関わりなどを丁寧に解説しています。人間が自分勝手に扱っている植物との関わりが、いかに生態系を脅かしているか、考えさせられる書です。
レビュー(0件)