直感と自意識のあいだを揺れながら書かれ、読まれる「小説」という言語芸術。そこでは実体験が想像とどう混じりあい、キャラクターがプロットや時間とどう組みあわされ、描写が絵画や博物館とどう結びついているのか。そして小説独自の「隠れた中心」の感覚とは何か。『わたしの名は赤』『雪』の作家が語る至高の読書論/創作論。
第一講 私たちが小説を読むときに頭のなかで起こること
第二講 パムクさん、これはすべてあなたの実体験ですか?
第三講 キャラクター、プロット、時間
第四講 言葉、絵、物
第五講 博物館・美術館と小説
第六講 中 心
結 び
訳者あとがき
レビュー(0件)