「私の生い立ちを探ってほしいのです」
ーー下げ雛を手がかりに星燈城の姫・朱鯉の出生の秘密を探る依頼を受けた光路郎は、詩郎を巻き込んで、下げ雛人形の町・流水町を訪れる。
そこで出会った人形師・赤彫の話から、まるで生きているようにしか見えない人形を作る正体不明の天才人形師・首椿の存在にたどり着く詩郎たち。
本物の人間の女を殺して型を取っていると噂される首椿ーー。
「お前をとびきりの人形にする」
首椿の魔の手に落ちてしまう詩郎ーー!? やがて詩郎は、首椿が死に別れた妻・星湖を再現した人形を目の当たりにするが、その姿は朱鯉の母・雲海子にそっくりだった!! 赤彫と首椿の歪んだ関係、星湖と首椿の過去が次第に明らかになり、朱鯉の出自をめぐる物語は予期せぬ展開を見せる!! そしてまさかのノリオを連れて安里も現れて……!!
「人形」「妻人形」「錯覚」「人形流し」「再来」「接触」のほか、光路郎のニャンニャン描き下ろし6ページも収録!!
レビュー(2件)
ひっさしぶりの新刊。姫様の出自を探るために、天才人形師をさぐるんですが、川に落ちた後流れていく描写はおっかなくも美しかった。北部が下界の王様に接触しようとしてる、ってとこで本作終了。次巻も多分来年以降。
間が空くと以前の話を忘れるので短編や前後編を楽しみにしていましたが、読み返すとちゃんと初期から撒かれていたのですね。覇族と戦争になっているのはあの人のせい?それだけではないかもしれないけれど。 14巻のオマケページで初登場だったノリオがまた出てきました。こいつ嫌いになれない。 前巻後半あたりから線のかんじが変というか、絵柄も変わりました??? しろうもお兄様も美形という感じではなくなってきて物足りないです、話は面白いので些細なことですが。