いずれ傾国悪女と呼ばれる宮女は、冷帝の愛し妃(1)
不吉の象徴と忌まれる白髪を持つ、林王朝の公女・紅玉。ある日彼女は、反乱で後宮を焼け出され全てを失った。
それから五年ーー紅林と名乗り、貧しい平民暮らしをしていた彼女は、かつて反乱を起こした現皇帝・関ショウ(※)の後宮に入ることに。公女時代の知識を使い、問題だらけの後宮で頭角を現す紅林は、変わり者の衛兵にまで気に入られてしまう。だが彼の正体こそ、後宮に姿を現さない女嫌いと噂の冷帝・関ショウで……。
互いの正体を知らない二人が紡ぐ、新・後宮シンデレラロマンス!
(※関ショウ:「ショウ」は「王へんに召」)
《登場人物紹介》
◆紅林
前皇帝の娘。正体を隠し、ただの宮女として静かに生きようとするが、
後宮の問題に巻き込まれては解決してしまう。
◆関ショウ
翠月国の若き現皇帝。冷帝と畏れられるが、実際は情に厚い青年。
とある理由から後宮に立ち入ろうとしない。
レビュー(4件)
巻村先生の新刊ということで初めて後宮ものを読みました! 公女の紅玉の壮絶な過去から始まるのですが、先生の書くヒロインはいつも力強い主人公です。 今回のヒロインも生き抜く!という心の強さと知恵をもった女の子でした! 後宮入りしてからヒーローの関ショウと出会うのですが、彼もとても魅力的なヒーローです。 (ネタバレになってしまうので詳しくは書けませんが~かっこいいです) 序盤もちょっとした事件やお友達ができたり、関ショウとの出会いなども盛り沢山で面白く 物語中盤からの事件から一気にのめり込む展開に! 事件の謎も気になるし、紅林(紅玉)と関ショウはどうなってしまうの!?とハラハラドキドキして 最後まで一気に読んでしまいました。 紅林は強い女の子だからこそ、自分の想いの葛藤も飲み込む場面があって色々と切ないのですが こういうことだったのか!と絡み合った事件の謎も解け、関ショウと結ばれるまでのやりとり ……とっても良かったです! 結ばれた後の二人のやり取りを読み続けたいと思いました。 お話のなかで関ショウが紅林にプレゼントをするのですが、それもすごくお話の鍵になっていて グッズ販売してくれないかな・笑 紅林と関ショウはもちろん大好きなのですが、私は関ショウの部下の永季が大好きです! 後宮ものって難しそうって思う方でも、先が気になって読めるので逆にぴったりかと思います! しばらく読後の感動に酔いしれたいと思ってます。 続刊があるのでしたら是非読みたいです。