先端分野における日本の通商戦略の今後を展望ーー。通信インフラ、デジタル貿易、知的財産権の分野の日米の全FTA交渉を検証し、両政府の行動メカニズムを解明。先端分野の国際ルールを日本がリードする上でのFTA交渉の有用性を明らかにする。
第1章 情報通信ルール拡大の日米競争ーー本書のテーマ
1 情報通信ルール
2 二つの命題と関係概念
3 先行研究
4 問題設定と仮説
5 検証方法
第2章 情報通信ルールと日米の個別的FTA交渉の黎明(1986-2004)
1 情報通信ルールの黎明とGATT/WTO(1986-98)
2 個別的FTAで追及されるWTOプラス
3 日星EPA交渉
4 米星,米チリFTA交渉
第3章 FTA交渉における日米の行動原理
1 本章の課題
2 日本の個別的FTA交渉における行動原理
3 米国の個別的FTA交渉における行動原理
4 日米の推進する情報通信関係WTOプラス
5 日米間のルールの多様化
6 シンガポールの行動原理との比較
7 総括
第4章 日本の個別的EPA交渉による情報通信ルール拡大(2002-16)
1 日本とASEAN6国との個別的EPA交渉
2 日墨,日チリEPA交渉
3 日スイス,日印,日ペルー,日豪EPA交渉
4 日蒙EPA交渉
5 総括
第5章 米国のFTA交渉による情報通信ルール拡大(2002-12)
1 米豪FTA交渉
2 米モロッコFTA交渉から米パナマFTA交渉まで
3 総括
第6章 TPP協定交渉とその関連交渉(2010-20)
1 TPP協定交渉
2 CPTPP協定交渉
3 USMCA協定交渉
4 日米デジタル貿易協定交渉
5 総括
第7章 TPP協定交渉外の日本の広域EPA交渉とその関連交渉(2010-22)
1 日ASEAN EPA改正議定書交渉
2 日EU EPA交渉,日英EPA交渉
3 RCEP協定交渉
4 総括
第8章 総括,結論と考察
1 検証結果の総括と結論
2 考察
あとがき
参考文献
附表
索引
英文要旨
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