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★300以上の海外論文や実証研究に基づく「エビデンスベーストマーケティング」の決定版 ★「根拠のある事業成長」を目指すビジネスパーソン必読のファクト&エビデンス 世の中には、マーケティングやブランディング系の話があふれています。 毎年のように新しいキーワードが登場し、ネットを検索すれば「すご腕マーケターの成功事例」から「偉い先生が提唱する有名な理論」、果ては「どこかのコンサルが考えた独自フレームワーク」まで山のように出てきます。 しかし、本当にそれで事業が成長するのでしょうか? なぜ、みんな言っていることが違うのでしょうか? STP、顧客ロイヤルティ、新規獲得と離反防止、リピート、差別化、ニッチ戦略、ブランドイメージ、パーセプション、ポジショニング、プレミアム化、推奨、ファンマーケ、購買ファネル、クリエイティビティ、予算配分の最適化、マーケティングROI……。 本書では、このような「みんなそう言ってるから、まあそういうものなんだろう」的な話の根拠を、海外の実証研究や論文を中心に徹底的に掘り下げました。その結果、事実ではない、一般的に有効とは言えないケースが数多く見つかりました。消費者理解から商品開発、プライシング、流通、広告コミュニケーションまで、戦略や戦術に関わるほぼ全ての面で「根本的な事実誤認」があるようです。 現実と理屈が合わないとき、間違っているのは理屈のほうです。現在はリスキリングがはやっていますが、本来知り直すべきなのは「こうするとこうなる」「そうしたくても、そうはならない」という、市場と消費者行動に関する基本的なファクトです。そこを勘違いしたままでは、どんなに素晴らしいアイデアでも水の泡、企業の貴重なリソースが無駄になります。今こそ事実に基づいて、ビジネスやマーケティングの「当たり前」を見直しましょう。 序章:エビデンスベーストマーケティングとは 第1章:新規獲得と離反防止のエビデンス 第2章:ロイヤルティのエビデンス 第3章:態度変容、行動変容のエビデンス 第4章:差別化戦略のエビデンス 第5章:価格戦略、価格プロモーションのエビデンス 第6章:商品戦略、ブランドポートフォリオのエビデンス 第7章:STP、ブランドイメージ、パーセプションのエビデンス 第8章:メディアプラン、クリエイティブのエビデンス 第9章:広告予算、マーケティングROIのエビデンス
レビュー(16件)
中小大企業問わず経営、上層部は読むべし
非常に分かりやすくマーケティングの必要性、奥深さをしっかりとしたエヴィデンスベースで解説して下さってるマーケの教科書です。 ここ5年で読んだマーケ本の中でもピカイチの濃さです。 マーケティングに携わる方はもちろん、根拠のないおとぎ話みたいな成功例を推す経営陣、必読です!
刺激的なテーマにビビらずに新しい視点獲得
「未顧客理解」の著書で非常に感銘を受けていましたが、なかなか刺激的な本です。 今回は電子書籍でなく「本」で購入しましたが、だいぶ分厚く見えますが、文字も大きく、レイアウトもほどよくて読みやすいです。内容はそれなりに深い箇所が多く、何度か読み返して気づきを得ています。 専門的な用語は控えめで、読者を選ばない感じです。 ぜひビジネス本に飽きてきた方々にはおすすめです。