近年,ますます多くの政策分野で科学的根拠に基づく助言が不可欠になり,関連の議論が世界的に進んでいる.食品安全,医薬品審査,地震予知,地球温暖化などの事例を紹介しつつ,科学と政治・行政のよりよい協働に向け,科学的助言の課題と今後の展望を示す.
序 章 現代社会と科学的助言
第I部 科学的助言の現状と論点
第1章 科学的助言者の役割
第2章 科学的助言のプロセスと原則
第3章 各国の科学的助言体制とグローバル化
第II部 科学的助言の事例
第4章 食品安全ーーリスク評価の独立性をめぐる課題
第5章 医薬品審査ーー多様なステークホルダーの関与
第6章 地震予知ーー科学の不確実性への認識と対応
第7章 地球温暖化ーー国際的な科学的助言体制の構築
第8章 科学技術イノベーション政策ーー強まるエビデンス志向
終 章 21世紀の科学技術の責務と科学的助言
特別寄稿 科学的助言における科学者の役割
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