- 69
- 4.23
ローマの再建に立ち上がったディオクレティアヌス帝は紀元293年、帝国を東西に分け、それぞれに正帝と副帝を置いて統治するシステム「四頭政」(テトラルキア)を導入した。これによって北方蛮族と東の大国ペルシアの侵入を退けることに成功。しかし、膨れ上がった軍事費をまかなうための新税制は、官僚機構を肥大化させただけだった。帝国改造の努力もむなしく、ローマはもはや、かつての「ローマ」ではなくなっていくー。
ローマの再建に立ち上がったディオクレティアヌス帝は紀元293年、帝国を東西に分け、それぞれに正帝と副帝を置いて統治するシステム「四頭政」(テトラルキア)を導入した。これによって北方蛮族と東の大国ペルシアの侵入を退けることに成功。しかし、膨れ上がった軍事費をまかなうための新税制は、官僚機構を肥大化させただけだった。帝国改造の努力もむなしく、ローマはもはや、かつての「ローマ」ではなくなっていくー。
レビュー(69件)
問題提起の仕方が秀逸で、引き込まれて一気に読んでしまいました。文庫派の自分としては、このシリーズは一冊が薄く持ち運び便利で、旅行などにも重宝しています。
ローマ人の物語
気に入って根気よく読んでいます。 長編なので読み終わるまでしばらくかかると思います。
ローマの再建のために立ち上がり、20年もの治世の後に引退したディオクレティアヌス帝の話です。彼は紀元293年に帝国を東西に分け、それぞれに正帝と副帝を置いて統治するシステム「四頭政」を導入しました。これによって北方蛮族と東の大国ペルシアの侵入を避けることに成功。しかし、膨れ上がった軍事費をまかなうための新税制は、官僚機構を肥大化させただけでした。
手軽に購入できて、送料が無料というのがうれしいです。
主人の
主人がすごくはまっております. とても面白いのですって☆