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アフロの自由人・稲垣えみ子が語りかけるように描く、『魂の退社』に続く第2弾! 会社を辞め、大切なものと別れ、一人ぼっち・・・・。 それがどーした! 『魂の退社』は「退社」をメインにした内容だったが、今回の『寂しい生活』は「退社」以降、あらゆるしがらみと別れを告げた著者の日々の生活、日々の思いを歳時記的につづったもの。 アフロのイナガキさんの『魂の退社』その後の物語。 電気代は月150円、洋服は10着、質素な食事、最大の娯楽は2日に1度の銭湯・・・・。 そんな著者がいかにして家電製品たちと縁を切ってきたか。寒い冬、熱い夏をどうやって過ごしているか。 自然や季節を体感する暮らし、ものを捨てた後のスペースにこれまで気づかなかったいろいろなものが入り込んできて感じる豊かな気持ち、そういった著者にしか実感できない自由と充実感をシンプルな言葉でつづった稲垣哲学。 孤独を感じている人、チャレンジしたいけれど一歩踏み出せずにいる人、他人の評価に振り回されている人、何かわからないけれどもやもやと不安を抱えている人・・・・ そういう今を生きるすべての人の背中をやさしく押してくれる、すがすがしい1冊。 はじめに 1 それは原発事故から始まった(アナザーワールドへ) 2 捨てること=資源発掘?(掃除機、電子レンジ……) 3 嫌いなものが好きになる(暑さ、寒さとの全面対決) 4 冷蔵庫をなくすという革命(たいしたことない自分に気づく) コラム その1 「干す」という無限の世界 コラム その2 時代劇に学ぶ 5 所有という貧しさ(果てしなき戦いの果てに) 6 で、家電とは何だったのか(まさかの結論)
レビュー(112件)
稲垣さんの哲学や価値観に触れられて、とても興味深く読ませていただきました。
面白いです。自分には、家電を使わなかったり捨ててしまうことはできないけど、自分でも、何か出来ることはないかな?と、思いながら、読みました。まずは、電気を使わないよう、部屋の電気をこまめに消したり、夕方暗くなっても点けなかったり、家族がいるので、なかなか、難しいこともありますが、出来ることから、やってみようとおもいました。
文章が面白い。真似はできないが参考になる。もう少し小さな暮らしを しようと思えた。自分の思う暮らしを続けられるのは羨ましいとさえ思う。「寂しい生活」というタイトルに違和感あります。
2017年6月20日購入 1冊目は面白かったのですが・・・同じような内容の本ばかりなので、どれか1冊読めば十分かな、って思いました。
徹底した独自のライフスタイルを貫かれている姿勢に驚かされっぱなしですが、少し羨ましく思いました(自分ならチャレンジしてもすぐに挫折します) 真似することは到底無理ですが参考にしたいところは沢山あってとても良い内容でした。