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自動車用品販売の(株)イエローハット創業者・鍵山秀三郎氏。▼彼の掃除道は、「掃除に学ぶ会」として、今や日本を越えアメリカ、ブラジル、中国、台湾と世界中に広まりつつある。いったい掃除にはどんな秘密があるのだろうか?▼本書は、誰もができる掃除の驚くべき威力をあますところなく紹介した感動の体験記である。▼不良の山が一掃され、優良企業に変身した製造メーカー。3億円の赤字から5億円の黒字に変わった大隈鹿屋病院。7年ぶりに体育祭が復活し、退学者も激減した広島県安西高校。犯罪件数が半減した新宿駅周辺の清掃活動……。▼自らも掃除道を実践する中田宏横浜市長は、本書についてこう語る。「気づける人になるために、本質がわかる人になるために、最後までやり抜く人になるために、最も身近な入口が“掃除”だと知りました」。▼掃除がきっかけで、会社・学校・社会が次々と甦っていく、驚きの実体を明らかにしていく。 ●第一章 掃除の変遷 ●第二章 掃除の基本と心構え ●第三章 「日本を美しくする会」誕生 ●第四章 掃除で何が変わったか --〔企業経営編〕 ●第五章 掃除で何が変わったか --〔学校教育編〕 ●第六章 掃除で何が変わったか --〔地域社会編〕 ●第七章 掃除で何が変わったか --〔海外編〕
レビュー(13件)
はっとさせられました。
広島の暴走族の話がありましたが、まさに自分のようでした。口に出してはいませんでしたが、社長のするトイレ掃除だろうとたかをくくっているところがあったからです。きれいな社長室のトイレを掃除したくらいでと読む前は思っておりましたが、自社の社員に定着するのにも10年単位でかかることも含め、継続が力であることと人を変える力が掃除にはあることを読むにつれ理解致しました。
掃除を極められた著者には読むたびに納得させられます 清掃もこのくらい気合い入れてやると、何事も上手くいくのでしょうね。
イエローハット創業者はガンガンいく人を引っ張っていくリーダーというよりも、掃除を通じて人々を感動させるリーダーだと思った。人を感動させるには時間がかかるけど、キレイにすることなのだと感じた。人をひきつけるには時間をかけなきゃいけないことを知った。
人間として、仕事をするに当たって
これからハウスクリーニングの仕事を始めるにあたり、知り合いから教えてもらい、購入しました。 読んでみて、掃除に対する心構えや、掃除を通して、人間としてのあり方を悟らせてくれる本です。 実際、ハウスクリーニングの仕事をやっていると、改めて本に書いてあることが納得できます。
とにかくすごい人の一言ですね。心が温かくなったような気がします。