大学を卒業して、好きな書店と云う就職先に入職した里子であった。ところが、ある日、いきなり自分の出自の秘密を知らされる。彼女は驚愕すると共に、ひた隠していた家族に憎悪を感じ、家族から離散する。そして、自分の本当の父親を探し、自分を捨て猫の様に取り扱った、父である男を憎み、抹殺する事に自分の生き方を修正する。 自分の子を捨て去る様な親に鉄槌を加え、悔い改めさせることに自分の存在の意義を見出すのであった。人間だからこそ、最大の親子の愛を望むのである。その心を持たない者に対する、里子なりの断罪であったのである。
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