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修文館高校3年の宮前由希子が交通事故死した。彼女は同級生・西原荘一の子を身ごもっていた。それを知った荘一は自分が父親だと周囲に告白し、疑問が残る事故の真相を探る。事故当時、現場にいた女教師が浮上するが、彼女は教室で絞殺されてしまう。著者のターニングポイントとなった傑作青春ミステリー。
修文館高校3年の宮前由希子が交通事故死した。彼女は同級生・西原荘一の子を身ごもっていた。それを知った荘一は自分が父親だと周囲に告白し、疑問が残る事故の真相を探る。事故当時、現場にいた女教師が浮上するが、彼女は教室で絞殺されてしまう。著者のターニングポイントとなった傑作青春ミステリー。
レビュー(406件)
今回も次が気になる面白さで、2日で読んでしまいました。少々予想通りなところがあったのと、主人公と最後のシーンがどうにも好きになれなくて、☆4つです。でも、東野作品初めてのあとがきが面白くて、印象的に残りました。
とても読み応えがある作品でした。東野圭吾作品はホントに面白いです。
自分が高校時代にはありえなかったシチュエーションだし、こんな考え方をしたかなと思いながら読みました。序章があることで、引き込まれやすくなったんですかね。本編は多少間延びした感じがしますが、東野作品らしく、最後にググッと盛り上げる伏線が仕込まれています。 本人自らのあとがきがあり、そちらもよいです。
殺人はあくまでもおまけ。
もちろんミステリーなので人が死んだりはしますが、それがメインテーマではなく、もっと別なところが本題だったりします。恋愛あり、家族愛あり、友情あり、家族愛ありの学園ドラマ風で、東野さんにしてはめずらしく、あとがきがあります。
出張の移動に読みたくて
少し、青さを感じました。でも、意外と日常に送りそうな、そんな感じかな。