本書は、高校生の生物知識と一般常識を基礎として、誰にでも読める脳科学の教科書を目指したものである。特にコラムには文系の方や特段の生命科学の知識がない方にも、リラックスして読める最新知識をちりばめた。
実際には心の問題は、そう簡単に1つの分子の構造や化学反応で割り切れるものではないが、遺伝子変異やモデル動物の行動を通して、環境や学習では説明できない確実な事実もあることを本書から読み取っていただけることだろう。
1.脳の構造
2.アミノ酸・タンパク質・DNA
3.遺伝子を研究するための手法
4.マウスと行動実験
5.神経の伝導と神経伝達物質
6.記憶・学習の謎に迫るーLTPの分子メカニズム
7.脳の病気
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