アルコール・薬物依存症をはじめとする、一般的には治療に対する動機づけが低いと見なされるクライエントたちに対して、セラピストはどのような治療的関わりを持てばよいのだろうか。本書は、特別なアプローチを要すると言われているこのようなクライエントに、ソリューション・フォーカスト・セラピーを用いて解決を構築する方法が、ステップ・バイ・ステップで丁寧に記述されており、クライエントとの最初のコンタクトから終結に至るまで、豊富な事例とともに「キーポイント」「臨床現場からの質問」「臨床現場からのヒント」といった数多くのコラムを配し、読者を一歩一歩道案内してくれる。さらに、解決の資源としての家族と協働する方法、グループセラピー・セッションのすすめ方、女性のクライエントへの配慮などが、著者らの長年の経験を通して詳述されている。
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