外国の軍隊が長期に駐留している沖縄では、平時にも軍事性暴力が発生し続けている。
訓練の成果としての暴力性が平時の沖縄に流出し、女性・少女たちの安全が脅かされ、尊厳が侵されてきた。
沖縄の人びとは現在も、戦時性暴力の延長線上に生きている。
2016年以降は米軍だけでなく、与那国島、宮古島、石垣島に陸上自衛隊が配備・強化され、生活の場が戦場となる恐怖が広がっている。日常に軍事化が浸透している。
軍事基地が偏在する沖縄では、人権、文化、歴史、自然が踏みにじられ続けてきた。
軍事による安全保障は、人びとの生活とは共存できない。沖縄から問う。
まえがき
米軍基地と性暴力ーー国家・軍隊は加害の責任を負わなければならない
沖縄における長期駐留軍による平時の軍事性暴力
ーー個人化されない加害者と被害者
日本軍「慰安婦」問題と沖縄基地問題の接点
琉球/沖縄差別の根底にあるものはーー憲法の視点を交えて
日米の沖縄軍事要塞化について考える
沖縄の女性の人権(シンポジウム記録:高里鈴代・高良沙哉/司会・宮城公子)
沖縄から考える軍拡・平和ーー軍拡の現場から求める平和
あとがき
初出一覧
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