- 6
- 4.2
人生の終盤の時期を、日本から離れ、タイ、カンボジアなど東南アジアの国で生きることを選ぶ高齢者たちが増えている。物価の安さ、気候の温暖さ、ホスピタリティに加え、こと男性たちにとって大きいのは「若い女性との出会い」である。夜な夜な「出会い系カフェ」でその日の相手を探す人、娘のような年齢の愛人と暮らす人、真剣に結婚相手を求める人。全財産はおろか年金もすべて貢いだあげく捨てられる男性もいれば、幸福な家庭生活をいとなむ男性もいる。高齢男性にとって、タイははたして楽園なのか、それとも…。タイ、カンボジアで暮らす日本人男性たちの、悲喜こもごもの世界を描くノンフィクション。
レビュー(6件)
いろいろと考えさせられる一冊です
東南アジア大好きにつき、いろいろと普段考えてしまうのですが、その甘い考えをたしなめてくれる一冊です。
タイは若いうちに行け
昔いしだ壱成が出てくるタイ国際航空のCMで「タイは若いうちに行け」とありましたが、年取ってからカンボやピーナに嵌る我が同胞の気持ちがよく分かりました。
将来の備え?
読み始めたところです。読了後に感想を書きます。