【輸入盤】ヴァイオリン、コントラバス、弦楽オーケストラのための作品集 マッシモ・ベッリ&新フェルッチョ・ブゾーニ管弦楽団
: ボッテシーニ、ジョヴァンニ(1821-1889)
ミラノ・スカラ座フィルのソリストを迎えた注目盤
ボッテジーニ:ヴァイオリン、コントラバス、弦楽オーケストラのための作品集
マッシモ・ベッリ(指揮)新フェルッチョ・ブゾーニ管弦楽団
「コントラバスのパガニーニ」と呼ばれたボッテジーニ[1821-1889]は、世界をまわるコントラバスの名手であっただけでなく、交響曲やオペラから教則曲まで多ジャンル多作な作曲家で、「アイーダ」初演を手掛けるなど指揮者としても活躍し、最後はヴェルディの推薦でパルマ音楽院の学長に就任し、半年後に67歳で亡くなるという多芸多才な人物でした。
コントラバスの可能性を拡大
幼い頃から類まれな楽才を発揮しボッテジーニは、聖歌隊で歌う一方で劇場ではティンパニを演奏し、ヴァイオリンは公開演奏するほどの腕前でしたが、ミラノ音楽院ではコントラバスを習ってすぐに名手として知られ、やがて、ニューヨーク、ニューオーリンズ、ロンドン、ウィーン、サンクトペテルブルクなどで成功を収め、「コントラバスのパガニーニ」と呼ばれるようになります。
コンサート的な楽曲配置
このアルバムでは、協奏作品2曲と弦楽合奏曲3曲を収録。まるで映画音楽のように美しい弦楽合奏曲「アンダンテ・ソステヌート」に始まり、コントラバス協奏曲的な「ファンタジア」、ヴァイオリンとコントラバスの二重協奏曲的な「グラン・デュオ・コンチェルタンテ」と続き、弦楽合奏用に編曲された「弦楽五重奏曲」のあとに、アンコール小品的な「小さな祈り」で締めくくられます。
優秀ソリスト&優秀録音
コントラバスとヴァイオリンのソロは、ミラノ・スカラ座フィル(ミラノ/スカラ座管弦楽団)のソリストが担当。実に表情豊かな演奏を聴かせますが、低音がよく響く録音なのでコントラバスのソロが非常に心地よいです。
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演奏者情報◆ マッシモ・ベッリ (指揮)
1948年、ローマ近郊の古都ヴィテールボに誕生。最初、父アルド・ベッリからヴァイオリンを学び、その後ブルーノ・ポーリに師事。ヴェネツィアのベネデット・マルチェッロ音楽院卒業後、クレモナのシュタウファー高等教育アカデミーで2年間、サルヴァトーレ アッカルドに師事。以後、ソロ、室内楽、オーケストラ楽員、指揮者として活動し、現在は新フェルッチョ・ブゾーニ室内管弦楽団の音楽監督を務め、トリエステ音楽院でも教えています。
CDは、Brilliant Classics、Concerto Classics、Amadeus、Sipario Dischiなどから発売。
◆ 新フェルッチョ・ブゾーニ室内管弦楽団
1965年にアルド・ベッリ[1927-2006]によって「フェルッチョ・ブゾーニ室内管弦楽団」としてトリエステで設立。
CDは、Brilliant Classics、Velut Luna、Concerto Classics、Movimento Classical、Bongiovanni、Suonare News、Amadeusなどから発売。
トラックリスト (収録作品と演奏者)ジョヴァンニ・ボッテジーニ [1821-1889]
ヴァイオリン、コントラバス、弦楽オーケストラのための音楽
1. ◆ 弦楽のための「アンダンテ・ソステヌート」 ロ短調 7'17
2. ◆ コントラバスと弦楽オーケストラのための「《夢遊病の女》によるファンタジア」 9'49
3. ◆ ヴァイオリン、コントラバス、管弦楽のための「グラン・デュオ・コンチェルタンテ」 16'19
◆ 弦楽五重奏曲 ヘ長調(マッシモ・ベッリ編) 21'55
4. モデラート 7'26
5. スケルツォ 3'27
6. アダージョ 6'28
7. フィナーレ. アレグロ・ノン・タント 4'34
8. ◆ 弦楽のための「ピッコラ・プレギエーラ(小さな祈り)」 2'35
フランチェスコ・デ・アンジェリス(ヴァイオリン)
フランチェスコ・シラグーザ(コントラバス)
新フェルッチョ・ブゾーニ管弦楽団
マッシモ・ベッリ(指揮
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