嚥下医療に携わるすべての専門職に向けた雑誌。超高齢社会のわが国において重視される嚥下の問題に焦点を当て、動画配信サイトとの連携も図りながら、現場で役立つ有用な情報をわかりやすく提示・解説する。嚥下機能評価、嚥下障害の治療・ケア・リハビリテーションに関する原著論文や解説を多数提供。メディカルスタッフに親しみやすい連載も充実している。
本号では「嚥下機能解析の最前線」を特集した.舌インターフェースの開発を起点とした多チャンネル表面筋電図を用いる方法,バイオメカニクスの観点から嚥下に関する筋肉や骨格をモデル化して機能を解析する方法,動力学的なメカニズムを知るための医用画像や実測値を使ったコンピュータシミュレーションのほか,すでに臨床で活用されている,嚥下圧検査の主流である高解像度マノメトリーや3D-CTについて解説がなされている.嚥下機能の多面的評価を武器にした,嚥下障害治療の発展に期待が高まる内容である.
特集:嚥下動態解析の最前線
・Editorial
・多チャンネル表面筋電図を用いた新しい嚥下機能評価法
・嚥下の筋骨格モデル
・動態力学シミュレーションによる嚥下機能の解析
・高解像度マノメトリーー嚥下圧検査の意義を中心に
・嚥下CT-3D-CT による嚥下動態解析
【私の治療方針】食道癌術後の嚥下障害
・症例提示
・耳鼻咽喉科医の立場から
・言語聴覚士の立場から
・実際に行った治療と経過
【書評】
『誤嚥性肺炎 ただいま回診中!』
『摂食・嚥下障害の意思決定支援』治療 Vol.102 No.7【特集】
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【原著論文】
・ 咽頭期治療に変更して改善した食道癌術後嚥下障害の1 例
・ 嚥下機能改善手術後に視覚フィードバックを用いた嚥下訓練が有効であった混合性喉頭麻痺の2 例
・ 嚥下機能改善手術が奏効した海外在住の放射線治療後重度嚥下障害症例
・ 術後十分な満足が得られなかった誤嚥防止手術例
・ 凍らせたとろみ水による咀嚼と嚥下訓練が有効であった2 症例
・ 薬物咽喉頭残留症例への対応
・ 訪問診療利用者の肺炎発症に寄与する因子についての検討
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