すいすいと読み進めていくというよりも、一つの章を終えるたびに、振り返りながら、自分の気持ちと照らし合わせていく。 そんなスタイルで内田樹さんの本は読ませて頂いています。 別著の「街場の憂論」も併せて読んでいますが、バランス感覚に優れた、良書だと思っています。,すぐお届けいただきました。読み込んでおります。,自分の中で言葉にならない感覚を、上手に言葉にしてくれるのがこの内田樹という人の特徴かと思います。 この本もまだ途中ですが、ワクワクしながら読んでいます。,批判さえしていれば医療も教育も改善されていくという考えが社会全体に蔓延したことによって医療も教育も崩れかけている。このことにメディアが積極的にコミットしてきた。メディアは「推定正義 」の原則に則って報道を始めてよいが、どこかで立ち止まって自分が採用した判断を検証する必要がある。そして、今起こっているなんだかわからない事態に対して価値と有用性を先見的に感知し、価値を創造することがメディアの社会的責務である。この使命感を持たないメディアは凋落し、新しいメディアにとってかわられるだろう。,おもしろかったです。とても参考になりました。
レビュー(347件)
内田さんらしい
すいすいと読み進めていくというよりも、一つの章を終えるたびに、振り返りながら、自分の気持ちと照らし合わせていく。 そんなスタイルで内田樹さんの本は読ませて頂いています。 別著の「街場の憂論」も併せて読んでいますが、バランス感覚に優れた、良書だと思っています。
ありがとうございました。
すぐお届けいただきました。読み込んでおります。
おもしろい
自分の中で言葉にならない感覚を、上手に言葉にしてくれるのがこの内田樹という人の特徴かと思います。 この本もまだ途中ですが、ワクワクしながら読んでいます。
医療と教育の崩壊の主因は市場経済の論理
批判さえしていれば医療も教育も改善されていくという考えが社会全体に蔓延したことによって医療も教育も崩れかけている。このことにメディアが積極的にコミットしてきた。メディアは「推定正義 」の原則に則って報道を始めてよいが、どこかで立ち止まって自分が採用した判断を検証する必要がある。そして、今起こっているなんだかわからない事態に対して価値と有用性を先見的に感知し、価値を創造することがメディアの社会的責務である。この使命感を持たないメディアは凋落し、新しいメディアにとってかわられるだろう。
おもしろかったです。とても参考になりました。