本書の目的は、資本蓄積が雇用と利潤率に与える影響を理論的に解明することであり、分析方法はカール・マルクスの『資本論』に依拠した。著者の長年にわたる研究成果を一冊にまとめた集大成。
序論
第1章 資本蓄積と雇用
第1節 『資本論』における相対的過剰人口の論定
第2節 相対的過剰人口理論を巡る論争とその検討
第3節 資本構成高度化の進展と過剰労働者の発生
第2章 資本蓄積と利潤率
第1節 『 資本論』における利潤率の低下法則の定立とそれへの批判
第2節 剰余価値率上昇による低下阻止作用の限界
第3節 資本構成の高度化と利潤率の低下
第4節 コスト基準による利潤率の上限低下否定説の批判的考察
補論 論争の検討
第3章 生産力の発展と利潤率の低下
第1節 資本の技術的構成と価値構成
第2節 置塩定理の検討
第3節 利潤率の上限低下と利潤率
第4節 利潤率の実証分析
参考文献
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