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【2021年本屋大賞ノミネート作】 【第33回柴田錬三郎賞受賞作】 敵は、先入観。 世界をひっくり返せ! 伊坂幸太郎史上、最高の読後感。 デビュー20年目の真っ向勝負! 逆転劇なるか!? カンニングから始まったその作戦は、クラスメイトを巻き込み、思いもよらぬ結末を迎えるーー「逆ソクラテス」 足の速さだけが正義……ではない? 運動音痴の少年は、運動会のリレー選手にくじ引きで選ばれてしまうがーー「スロウではない」 最後のミニバス大会。五人は、あと一歩のところで、“敵”に負けてしまった。アンハッピー。でも、戦いはまだ続いているかもーー「アンスポーツマンライク」 ほか、「非オプティマス」「逆ワシントン」--書き下ろしを含む、無上の短編全5編を収録。 【著者略歴】 伊坂幸太郎(いさか・こうたろう) 1971年千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。04年『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、「死神の精度」で第57回日本推理作家協会賞(短編部門)、08年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞・第21回山本周五郎賞を受賞。他の著書に『重力ピエロ』『終末のフール』『残り全部バケーション』『クジラアタマの王様』『ペッパーズ・ゴースト』、阿部和重氏との合作『キャプテンサンダーボルト』などがある。
レビュー(608件)
子供の頃の気持ちや考え方など、よく大人になっても書けるなと感心しました。
中学生の子がめっちゃ面白いと言ってました。
中学生のビブリオ決勝をYouTubeで見て、自分もビブリオ大会に出るので参考になるかと思い購入。 難しくて読むのを断念。もう少し大きくなったら読もうと思う(中1、娘)だそうです。
面白かった。寝転がって読んでいたのに極まって別の部屋にいる家族に「これ、これ買ったんだけどすごく面白くて」と反応が悪くても蒸気よく言いに行くくらい。短編、いつものように繋がってます、裏切りません。よりよく生きたいとあがく熱さのような、よく分からない感情に涙が出る作品でした。あと、仲間は必要なんだな、とも思いました。買ってよかったです。伊坂幸太郎すごいな、ほんとすごいなという感じです。
中学生の子の課題図書で購入しました。 すぐに届きました。