本書ではAIを人間論的な視点での研究対象としてはとらえずに、あくまでも人間による被造物として、経済学的な研究対象として扱う立場を貫こうとしてきました。本書の表題を「AIと人間」とせずに「AIと資本主義」としたのも、そうした意図を示すためにほかなりません。AIの急速な技術的な進化によっていま問われているのは、「人間のあり方」ではなく、「資本主義という社会のあり方」であるということを主張したかったからです。(「あとがき」より抜粋)
【第1部】 AIを見る視点
【第2部】 AIの進化と「劣化する資本主義」
【第3部】 AIと労働過程の研究
【第4部】 マルクスと「機械工業の原理」
【むすびに】 AIとマルクス経済学 ─探究すべき課題について
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