ドローンは世界中を戦場に変え、戦争は「人間狩り(マンハント)」となる。その影響は軍事だけでなく、心理、地理、倫理、法律、政治等々、われわれの社会を大きく変えるだろう。本書は、ドローンがもたらす帰結とは何か、「哲学」的に考察する。
プレリュード
序文
第1章 技術と戦術
1 過酷な環境での方法論
2 〈捕食者〉の系譜学
3 人間狩りの理論的原理
4 監視することと壊滅させること
5 生活パターンの分析
6 キル・ボックス
7 空からの対反乱作戦
8 脆弱性
第2章 エートスとプシケー
1 ドローンとカミカゼ
2 「他の人々が死にますように」
3 軍事的エートスの危機
4 ドローンの精神病理学
5 遠隔的に殺すこと
第3章 死倫理学
1 戦闘員の免除特権
2 人道的な武器
3 精緻化
第4章 殺害権の哲学的原理
1 心優しからぬ殺人者
2 戦闘のない戦争
3 殺害許可証
第5章 政治的身体
1 戦時でも平時でも
2 民主主義的軍国主義
3 戦闘員の本質
4 政治的自動機械の製造
エピローグーー戦争について、遠くから
訳者解題 〈無人化〉時代の倫理に向けて
注
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