ともかくも、日本とこの隣国は、交渉がはじまってわずか二百年ばかりのあいだに、作用と反作用がかさなりあい、累積しすぎた。国家にも心理学が適用できるとすれば(げんにできるが)、このふたつの国の関係ほど心理学的なものはない。つまりは、堅牢な理性とおだやかな国家儀礼・慣習だけでたがいをみることができる(たとえば、デンマークとスウェーデンの関係のようになる)には、よほどの歳月が必要かと思われる(あとがきより)。
おもに日露関係史の中から鮮やかなロシア像を抽出し、将来への道を模索した、読売文学賞随筆・紀行受賞の示唆に富む好著。
目次
ロシアの特異性について
シビル汗の壁
海のシベリア
雑談として1
カムチャッカの寒村の大砲
湖と高原の運命
雑談として2
雑談として3
雑談そして4
雑談として5
雑談として6
あとがき
地図
目次
ロシアの特異性について
シビル汗の壁
海のシベリア
雑談として1
カムチャッカの寒村の大砲
湖と高原の運命
雑談として2
雑談として3
雑談そして4
雑談として5
雑談として6
あとがき
地図
レビュー(49件)
今特に問題になっているロシアについて、知ることができ、とても良い本でした。
露西亜入門
今のロシアのこともそうですが、その原形についても理解すべく、司馬氏のこの本を求めた次第です。大満足であります。
とても便利です
本屋で探してもなかったので、こちらで探してみたらありました。とても簡単に注文ができたので非常に助かりました。