健康食品の通信販売を事業とするやずやさんのユニークさには、毎回、驚かされます。
社内には子どもの姿があり、お客様から送られた絵手紙が飾られ、社長、会長のデスクが一般社員のデスクの並びにあります。
とくに目を引くのは、社員さんの笑顔、そして涙。なんと、お客様と電話をしながら泣いているのです。
社員80人で売上300億円(現在は、社員100人で売上300億円超ですが)ともなると、忙しいはずなのに、社員さんの表情には幸せを感じます。 どうしたらこんな会社を作れるのか、そして、どうしたらそんな風に働けるのかーー。
本書には、やずやさんの強さの秘密がこれでもかというほど盛り込まれています。社員基本方針に、やずや10カ条に、数々の取組みまで。 「働く」ということについて、そして「経営」というものについてのヒントを、本書を通して見つけていただけるとうれしいです。
【目次】
第一章 会社にカタチはいらない
楽しさと感動を追求すること、
それがやずやイズム
第二章 モノより人に投資する
社員一人ひとりがスターになる
やずやDNAの育て方
第三章 毎日楽しい、毎日おいしい
大切な人の明日を創る
やずやブランド
第四章 会社の内部を強くする
おしどり夫婦経営術
やずやが生まれ、そして変革期へ
第五章 社員皆で家族経営
夫の夢を引き継ぎ
新生やずやへ
第六章 かけがえのない
会社になるために
これからのやずやに思うこと
【著者プロフィール】
矢頭 美世子(やず みよこ)
株式会社やずや 代表取締役会長 1948年北海道生まれ。株式会社やずやを夫・宣男氏と75年に福岡市にて創業。夫婦二人三脚の経営で自然商品の通信販売業として成長を続ける。99年、社長である宣男氏が急死。その後、代表取締役社長に就任し、32億円だった企業売上を翌年には倍増させ、2005年には単一商品「熟成やずやの香醋」が通信販売健康食品部門で売上高日本一(全体売上408億円)になるまで導いた。 本業の傍ら、数多くのチャリティーイベントを開催し、社会福祉施設への特別車両の寄贈、スリランカの学生への奨学金付与、主にアジア諸国からの留学生の寮建設費として1億円を九州大学へ寄付するなど、文化振興や地域活性化に取り組む。 また、女性経営者として得た知識や経験を著名な大学の非常勤講師として社会の特に若い世代へ講義の形で伝えている。04年に九州山口地方における最優秀経営者賞、06年に中国鎮江市より名誉市民賞、07年に世界優秀女性起業家賞を受賞。 09年に代表取締役会長に就任してからも、社員の潜在能力開発に情熱を注ぎ、人材育成を自分の使命と考え、やずやの母として経営に携わる一方で、「食」を通じ、感謝の心、感動の心を育む食育に力を入れている。
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