「革命の準備はいいか?」--庶民や弱者に味方し、大胆な経済政策と政治改革を掲げて全米の若者を夢中にさせているサンダース。草の根の民主主義にこだわり、無所属をつらぬいてきた、ユニークな政治家人生を記した自伝。
【推薦】荻上チキさん(評論家・「シノドス」編集長)
《サンダース旋風は、世界に足りない「もう一つの理想」を浮き彫りにした。その姿をつまびらかにする注目の一冊。》
日本語版解説ーー何がサンダース旋風を巻き起こしたのか?
謝辞
まえがき(2015年の追記)
はじめに
1 君はどこかで始めるべきだ
2 ひとつの市での社会主義
3 長い行進はすすむ
4 いくつかの勝利
5 濡れぎぬだらけの議会
6 バーモントじゅうを歩きまわって
7 最後のひと押し
8 ここからどこへ向かうのか?
あとがき:大統領選挙のはぐれもの(ジョン・ニコルス)
レビュー(11件)
経済的な事も
経済的な事がかなり書かれていて良いです。 1973→96年で中間の所得者は所得が二割下がったそうですね。
日本にはまだない動き
米大統領候補として、ヒラリークリントンに肉薄したサンダースの自伝。 本書の本文が書かれたのは、サンダースが国政に進出した当時のことです。それでも、今の日本と状況がよく似た箇所が見受けられます。 特に、高騰する医療費の話は、TPPなどのFTAを通じて日本の富が外資の製薬会社などに奪われようとしている状況で、とても他人事とは思えません。 バーニーは選挙に興味のなかった貧困層の人々を丁寧に回り、一緒に戦ってくれるように説得しました。大切なのは、政治家が何かをやってくれる物乞い根性ではなく、一緒に事を成し遂げようという熱意です。私の周りにいる政治家にはいないタイプだな、というのが正直な感想。サンダースのようなスタンスの人がいれば、ぜひ共闘したいと思わせる一冊でした。