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ノーベル物理学賞に輝く著者がユーモアをまじえながら平明な文章で説く、科学入門の名篇「鏡のなかの物理学」「素粒子は粒子であるか」「光子の裁判」を収録。“鏡のなかの世界と現実の世界との関係”という日常的な現象をとおして、最も基本的な自然法則や科学することの意義が語られる。また量子的粒子「波乃(なみの)光子」を被告とした裁判劇は、わかりやすく量子力学の本質を解き明したノン・フィクションの傑作として、読者に深い感銘を与える。 鏡のなかの物理学 素粒子は粒子であるか 光子の裁判 --ある日の夢ーー 解説
レビュー(42件)
古典の名作品です。この著者の他の本も読みたくなる。
数式を使った内容と思って購入しました。単なる読み物のようで途中で嫌になり未読の状態です。ノーベル賞受賞者だからといって説明上手とは限らないということだと思います。知っていることと教えることとは別のことですから。
なかなか面白い考察でした。結構むずかしいです。
エッセイ的な読み物であり、読むと素粒子の概念が解ってしまう本です。おすすめです。
対称性
ノーベル賞で、話題になった対称性です。破れる以前にそもそも 対称性という概念とは何かを知らない人が世の中多いです。 それを、大学一年生レベルの知識で理解できるように説明してくれます。 他に、光子を被告として量子力学の不思議な話をわかりやすく 書いている物語風味の光子の裁判という話も入っています。