フランク国王として諸族との数多の戦いを制し、中世西ヨーロッパの大半を平定したカロルス大帝(カール、シャルルマーニュ)。ラテン語の古典文化を保護してカロリング=ルネサンスをもたらし、800年にはときの教皇レオ3世からローマ帝国皇帝に任ぜられた「ヨーロッパの父」である。本書はカロルスの廷臣エインハルドゥスによる「カロルス大帝伝」と、修道士ノトケルスによる「カロルス大帝業績録」の2作品を収録。9世紀同時代人によって記された両伝記は、大帝の生涯のみならず中世ヨーロッパについて知るための貴重な史料である。
エインハルドゥス 『カロルス大帝伝』
ノトケルス 『カロルス大帝業績録』
解題
あとがき
文庫版解説 カール大帝の二つの伝記(菊地重仁)
年表
カロリンギ朝系図
地図
地名・民族名の中世ラテン語ーー現代語表記対照表
人名索引
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