全国のコミュニティに、コンビニはなくとも、学校はなくとも、公民館・公民館的なるものはある。地域の住民が、移住者が、「だれか」が、「ほしい未来を自分でつくる」場として、まちそのものを公民館のようにして再発明する実践のヒントを詳細に、しかも親しみやすい語り口で問いかける。歴史をふりかえり、海外にも飛びながら考える公民館の未来。
はじめに
序 「よきこと」に気づいて、実践する
1.他者を気遣う、自分を取り戻す
2.焦点化するコミュニティ
3.公民館をもう一度発明する
第一章 社会の最先端を体験できる住民自治の場
1.ありたい生活を実装する住民自治の場ーーナトコ映画『公民館』に見る公民館
2.新しい自治の担い手の育成ーー公民館構想の想い
3.構想と現実とーー公民館構想の継承と変容と
4.公民館が欲しくてたまらなかったーー住民の想い
第二章 ひとが育つまち
1.日本社会の縮図ーー「ひとが育つまち」の原点
2.まちは「ひと」--語りあう子どもとおとなたち
3.まちで子どもを育むーー子育てする地域の仕組みづくり
4.迷走から一本化へーー地域運営の核としての公民館へ
5.「ひとを育てるまち」から「ひとが育つまち」へーー「ひとづくり」を行政の基本方針に
6.学びと地域貢献を重ねるーー公民館を仲立ちに結びつく地域と学校
7.ほしい未来は、自分たちでつくるーー地域がつくる子どもたちの学びと生き方
8.子どもたちの躍動ーー公民館化する地域と学校
9.人的に代謝する地域へーー子どももおとなもまちづくりの主体者となる
10.子どもが担う地域の活動ーー子どもの人生に寄り添う地域
11.地域をかきまわす移住者たちーーIターン者が増えるまちへ
12.ひとはみずから育ち、まちを育てるーーやりたいことが溢れ出るまち
第三章 「農的な生活」の自治論
1.生きるを分けあうーー「共居」のまちづくり
2.博打をとるか、麻薬をとるかーープロジェクトの背景
3.「多能工」になる「農的な生活」--プロジェクトの魅力
4.自分をまっすぐ見てくれるーー躍動する移住した若者たち
5.他人の人生を買っているーーこの社会のおかしさ、苦しさ
6.「おいしい」は「楽しい」--私たちが見落としてきたもの
7.違っているのにつながっている社会へーー私たちが望んでいる社会
8.自給家族ーー新しい自治のかたち
第四章 公民館の懐かしい未来
1.苦悩する若者たちーーエジプトの社会と人々の生活
2.けん玉は人生だーー日本への関心
3.社会の縮図で希望ーーエジプト式公民館に見る懐かしい未来
結 「よきこと」に気づいて実践するアート
おわりに
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