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1998年、日本一に輝いた球団があった。ファンは「これからの黄金時代」を信じていた。でも、なんで…。プロ球団最多の黒星を重ねる最弱球団ベイスターズ、その関係者たちから、証言を聞き歩く筆者。「横浜の伝統とは何か」「なぜ優勝できたのか」「なぜ弱くなってしまったのか」「今後どうすればいいのか」。当事者たちの愛憎入り混じる証言と、名もなきファンたちの思い、そのすべてを丁寧に紡いだプロ野球ノンフィクションの金字塔。これは、多くの敗戦と奇跡の様な一瞬に生きた、選手たちとファンの群像劇だ。
1998年、日本一に輝いた球団があった。ファンは「これからの黄金時代」を信じていた。でも、なんで…。プロ球団最多の黒星を重ねる最弱球団ベイスターズ、その関係者たちから、証言を聞き歩く筆者。「横浜の伝統とは何か」「なぜ優勝できたのか」「なぜ弱くなってしまったのか」「今後どうすればいいのか」。当事者たちの愛憎入り混じる証言と、名もなきファンたちの思い、そのすべてを丁寧に紡いだプロ野球ノンフィクションの金字塔。これは、多くの敗戦と奇跡の様な一瞬に生きた、選手たちとファンの群像劇だ。
レビュー(17件)
泣きながら読みました
ベイスターズと大洋ホエールズの歴史をあらゆる視点で見ることが出来、面白かったです。
ベイスターズファンの必修教科書
ずっとファンをやってきた人間には共感できる内容ばかり。 高橋雅裕さんが自身の応援歌「グリーングリーン」に言及していたり、 ちょっと笑える小ネタも満載。 とくに、97年のごみ投げ入れ事件の項は全ベイスターズファン必読。 ベイスターズファンはどんなことがあってもグランドに物を投げ入れてはならない。あの事件がベイスターズの応援の方向性を決めてくれたと今も思っている。横浜スタジアムの各ゲートにこの項目だけでも拡大コピーして貼り出してもらいたい。 駒田さん、ありがとう! 村瀬さんの目線が終始温かく、読後感がさわやか。 村瀬さんは野球以外の本も書かれているようなので、購入してみます。
一気に読みました。
おもしろかった。 45年くらいベイファンなんで、もう、途中でやめられなかったです。 ネタバレのないよう、内容には触れません。 兎に角おもしろかった。 お奨めします。
ベイファン必読!
平松が、田代が、斉藤明夫が、遠藤が … 。大輔が、豊が、そして、琢朗・波留・尚典・駒田・進藤・谷繁・野村・佐々木ら98年組が、さらに、近藤昭仁が、大矢が、権藤が、中畑が … 。まして、内川が、村田が … 、歴史の中で様々な思いをもち大洋⇒横浜⇒DeNAを去っていった人たちがいた。ただ一人残る三浦と今の選手たちは一体何を思い2016シーズンに臨むのか。ベイファンなら涙無しには読めないはず。読んで、知ってさらにファンになりました。頑張れ!横浜DeNAベイスターズ!!