著者は「新しい歴史教科書をつくる会」の初代会長として中国、韓国、外務省、左翼テロ集団の妨害工作と戦い、教科書記述から採択まで運動を牽引した。その全発言を集成。「つくる会」の目指したのは常識の確立にすぎないと語る。
序に代えて
めざしたのは常識の確立(二〇〇一年)
第一部
歴史のわからない歴史教科書
『歴史を裁く愚かさ』と『国民の油断』など
1 背景と前提(一九九六年)
2 問題提起のための藤岡信勝氏との対談本『国民の油断 歴史教科書が危ない !』( 一九九六年)
3 起点と出発(一九九六〜一九九七年)
4 展開と抗議(一九九七年)
5 公開討論『新しい日本の歴史が始まる』と『歴史教科書との15年戦争』(一九九七年)
第二部
理念の探究と拡大ーー『国民の歴史』と『地球日本史』
1 理念の模索と探究(一九九〇〜二〇〇一年)
2 理念の拡大ーー日本五百年史の必要(一九九〇〜二〇〇五年)
第三部
検定と異常な騒音、『新しい歴史教科書』の誕生
1『新しい歴史教科書』の検定(二〇〇〇年)
2 市販本『新しい歴史教科書』のベストセラー化(二〇〇一〜二〇〇二年)
3 教科書採択と東アジアの政治情勢(二〇〇〇〜二〇〇一年)
第四部
教科書採択と政治
1 匿名社会の出現と国家の漂流(二〇〇二〜二〇〇三年)
2 残された傷痕(二〇〇三〜二〇〇五年)
3 記録
4 退任
追補1 西尾先生の努力は確実に実っている 渡辺惣樹
追補2 国民の歴史』を読んで 石 平
追補3 西尾幹二・ショーペンハウアー・ニーチェ 古田博司
レビュー(0件)