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世界初の脳移植手術を受けた平凡な男を待ちうけていた過酷な運命の悪戯! 脳移植を受けた男の自己崩壊の悲劇。 平凡な青年・成瀬純一をある日突然、不慮の事故が襲った。そして彼の頭に世界初の脳移植手術が行われた。それまで画家を夢見て、優しい恋人を愛していた純一は、手術後徐々に性格が変わっていくのを、自分ではどうしょうもない。自己崩壊の恐怖に駆られた純一は自分に移植された悩の持主(ドナー)の正体を突き止める。
世界初の脳移植手術を受けた平凡な男を待ちうけていた過酷な運命の悪戯! 脳移植を受けた男の自己崩壊の悲劇。 平凡な青年・成瀬純一をある日突然、不慮の事故が襲った。そして彼の頭に世界初の脳移植手術が行われた。それまで画家を夢見て、優しい恋人を愛していた純一は、手術後徐々に性格が変わっていくのを、自分ではどうしょうもない。自己崩壊の恐怖に駆られた純一は自分に移植された悩の持主(ドナー)の正体を突き止める。
レビュー(1171件)
読書日記
2023年11月18日読了 長中篇。まあ面白かった。 かなり古い作品らしく、所々でそれが分かる。また、内容もありがちなもの。それなのに、古さや陳腐さを感じさせず、読んでいてワクワクする感じだった。
これってドラマか映画になってました??読んでいくうちに先の展開が解り、え??前にストーリーを知ってた?って感じで・・・それとも類似したものを以前に観たような?
比較的初期の東野圭吾の作品ですが、やはり面白い。
最後の4冊目を購入♪
♪4冊目を購入♪ ・ 毎回、すみませんm(__)m 最後の4冊目「変身」を購入 本の名前はよく調べてます。 ・ お互い趣味が全く違うので・・ 私はコンサート・野球観戦などが好きで 今は自粛で行っていませんが(>_<) ・ でも私が行く時は、何故か一緒に行きます レビューが横道に反れてしまいました。 ・ 東野圭吾さんのレビューは 今回はこれで終わりです 拙い内容ですみませんm(__)m
SFですね
1993年、『宿命』から3年後に刊行された作品です。推理小説ではなく医療モノのSF小説です。アイデンティティーって何だろうと考えさせられました。脳部分移植を施された気弱な青年の変貌ぶり、『変身』ぶりが描かれています。 異変を感じてからクライマックスへ向かって急速にドナーの脳に支配され、これまでとは真逆の激しい性格になり、狂暴化していく自己。狂人と化しついには殺人まで犯してしまう。真のドナーを自ら突き止め、何とそれはXXX(ネタバレになるので書けませんが)だった。 ラストへ向かって緊迫感が増しスリリングな展開になり一気に読まされてしまいます。最期は覚悟を決め、自ら命を絶つことになってしまうのですが、エンディングがあっけなくあまりに切なすぎます。願わくばラストをもう少し丁寧に書いてくれれば完璧なのにと感じましたので、★4つとしました。 この作品も主演玉木宏で映像化されているそうですので機会があれば見てみたいと思います。