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はじめに 第1章 希望とは何か 正直に話す/少しだけ笑う/若者の問題/欠けている言葉/正確な情報/人生、悪くなかった/ 「頑張る」は禁物?/希望は要らない?/希望とはみえないもの/生きる困難のなかで/夢とのちがい/水俣の再生/幸福とのちがい/安心とのちがい/四本の柱/希望とは何か/ 「変わる」と「変える」/共有すること 第2章 希望はなぜ失われたのか データからみる/大切な注意/希望はないのか?/幸せな希望/近くの希望・遠くの希望/ 「何か」は何か/なぜ仕事なのか?/行動と仲間/可能性について/高齢社会/リスクに備える/教育をどうするか?/関係性について/人間関係の禁じ手/ウィーク・タイズ/共感社会へ/家族という困難/希望が失われた理由 第3章 希望という物語 第三の論点/子どもの頃/修正の旅へ/ある青年の物語/挫折の持つ意味/私の挫折/経験は伝播する/日本を先取りする街/八幡さんから学んだこと/無駄の効用/希望は出会うもの/脱線の役割/必要な無駄/セレンディピティ/まだない存在/希望というフィクション/なぜ物語なのか/働くことの両義性/アニマル・スピリット/経済のなかの両義性 第4章 希望を取り戻せ 希望は妖怪のよう?/勉強する意味/ 「わからない」ということ/大学・学部の選び方/経済学は何を学ぶか/希望の政策/絶望を避ける/最悪でなければ/地域から始める/ローカル・アイデンティティ/地域内外のネットワーク/高齢社会の別側面/会社の再生/努力が報われないとき/キャリア教育/大丈夫の使い方/大きな壁/絶望の向こう側/創造の源泉/私の希望 おわりに──希望をつくる八つのヒント あとがき 参考文献
レビュー(83件)
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希望学
希望学という言葉を初めて知りました。 3.11以降、夢とか希望とか、諦めないって言葉がよく聞かれますが、その希望を持つにはどうしたらいいのか、今まで考えたことのない論点も含めて、考えさせてくれる本という印象です。
なんとなく理解しているだけでしたが「そうだよな~」と思える解説が多々あります。 これといって明言出来るはっきりした説明は少ないものの 希望というものを整理するにはもってこいの一冊だと思います。 新たな気づきを得られればもっと評価を高くしたかったところです。
子どもの学校の課題図書です。うんうんと納得することが多い内容だと言ってました。
今の人たちに一番欠けているものを知りたい
今の特に若い人たちに必読の本だと思う。私は、社会人である二人の子供たちへ、また知人のご子息へプレゼントをしました。さらに私用にも求めました。