アメリカで愛情こまやかな母のもとに生まれ育った少年セドリックは、一度も会ったことのない祖父のあとつぎになるために、イギリスに渡ることになった。貴族である祖父は高慢で頑固な人物だったが、セドリックの無邪気で温かい心にふれ、しだいに変わっていく。生き生きとした新訳でよみがえる、バーネットの不朽の名作。
物語のまえに
第1章 思いがけない出来事
第2章 セドリックの友人たち
第3章 ふるさとを離れて
第4章 イギリスに着いて
第5章 ドリンコート城
第6章 伯 爵 と 孫
第7章 教 会 で
第8章 ポニーに乗って
第9章 みすぼらしい家々
第10章 とんでもない知らせ
第11章 アメリカでの心配
第12章 競 争 相 手
第13章 ディックの大活躍
第14章 発 覚
第15章 八つの誕生日
訳者あとがき
注
レビュー(17件)
娘の夏の宿題課題図書に
娘の課題図書として購入しました。私自身読んだことがないので、娘と一緒に読みたいと思います。
子供と一緒に夢を見ます
5歳の子供には早かったようなので、いちいち解説しながら読み聞かせました。それでも、子供は、『フォントルローイ!』などと叫んだりしながら聞いていたので、楽しんでくれたのではないでしょうか。 ★小公女の方が有名なのかもしれませんが、バーネットが子供向けの作品で初期に書いて有名になった本はこちらです。 ★作者バーネットの生い立ちとも関連があるとのことなのですが、主人公セドリックは、独立戦争後のアメリカで生まれ、イギリスへ旅立ちます。当時の新世界の片隅と、侯爵の住むパークの姿の描写が対比的でかつ印象的で読む人の心を引きつけます。 ★小公子フォントルロイ=セドリックは、本当にすばらしい人物に描かれています。私達が最近耳にしたり目にしたりする現実に即した写実的なドラマや映画、著作などと違って、おとぎ話的な夢の世界を感じさせてくれる、大人が読んでも、ホッとする作品です。
「脇明子さんの訳がよかったよ。」と読み聞かせをしている友人に言われ改めて読み直そうと思い購入しました。小学校以来です。 まだ出だしだけですが、期待大です。