【大反響! 発売即・続々重版!!】
「生命」と「土」だけは、人類には作れない。
ーー謎に包まれた土から、地球と進化の壮大な物語が始まる。
現代の科学技術をもってしても作れない二つのもの、「生命」と「土」。
その生命は、じつは土がなければ地球上に誕生しなかった可能性があるという。
そして土は、動植物の進化と絶滅、人類の繁栄、文明の栄枯盛衰にまで大きく関わってきた。
それなのに我々は、土のことをほとんど知らない。
無知ゆえに、人類は繁栄と破滅のリスクをあわせ持つこととなった。
そもそも、土とは何か。
どうすれば土を作れるのか。
危機的な未来は回避できるのか。
土の成り立ちから地球史を辿ると、その答えが見えてくる。
『土 地球最後のナゾ』で河合隼雄学芸賞を受賞した土の研究者による、待望の最新作!
【本書の内容】
第1章 すべては粘土から始まる
第2章 生命誕生と粘土
第3章 土を耕した植物の進化
第4章 土の進化と動物たちの上陸
第5章 土が人類を進化させた
第6章 文明の栄枯盛衰を決める土
第7章 土を作ることはできるのか
◆前書きより
〔「土とは何なのか?」「なぜ生命や土を作ることができないのか?」という本質的な問いをあいまいなままにしておくことはできない。46億年の地球史を追体験し、豊かな土と生命、文明を生み出したレシピを復元することがこの本の目的である。そこに、土を作り人類が持続的に暮らしていくヒントが埋もれているはずだ〕
〔生と死は、生物と無生物は、土でつながる。多くの陸上生物は土から命の糧を得て、やがて遺体は土の一部になる。つまり、土も変化する。土が変われば、そこで生きられる生物も変化する。40億年の相互作用の中で、地球は次の時代の主役となる生物に適した土壌を用意する。土に居場所を見つけた生物は生存権を得て、さもなければ絶滅してきた。途中でレースを降りた恐竜の化石とは違い、土はいつも陸上生物のそばで並走してきた。土は、地球の変化を見続けてきた“生き証人”としての顔を持つ〕
〔どうだろうか。もし、足元の土が実は生命誕生や私たちヒトをも含む生命進化、今日の環境問題の根っこにまで大きく関わる46億年にわたる壮大なストーリーを教えてくれるとしたら。もう恐竜の化石にすべてを任せておくわけにはいかない。身近にありながら、普段はあまり注目されることのない土だが、私たちは土なしに繁栄していなかっただろうし、いまだに人類が人工的に作れない複雑で神秘的な力を秘めている土が未来を照らす一条の光となるにちがいない〕
レビュー(11件)
地球は生きている 心の有る星
『土と生命の46億年史』 この本を読んで、いかに私が『土』というものを知らずにいたかを、本当にしみじみ思いました。 地球にそのままあったのは、瓦礫や砂。そこに微生物が生まれ、命の営みがあって、あのフカフカの柔らかい『土』が生まれる。 土とは満物を育む揺かごみたい。私達は空を見上げては、広い宇宙に思いを馳せるけれど、本当に無知で何も知らないのは、この足の下にある地球の事。私達の体には、地球が生み出してくれた無限の命が生きている。 私はよく思うのですが、地球とは生きている星。海が動き、風が流れ、地震や火山の噴火など生きている。 私は良く思うんです。生きている地球が 心の有る人間を生み出したのなら、それは地球に心が有るから。そして地球が心の星なら、地球が生み出した命には、全て心が有る! 地球とは空にあるのでは無く、足下に広がる大地の星。良く死ぬとお星様になると言うけれど、私はいつも地球に帰ると思います。 地球の歴史に心を馳せ、今の人間の姿、生き方に、もっと真摯に向き合いたいと心から思います。いつまでも地球に感謝し、お詫びの心を持ちながら…
おもしろいです
おもしろいです!新聞広告を見て購入。すごく興味深いです。 翌日届いてポイントも付いてAmazonと迷いましたが、楽天でセールの時だとお得ですね