日常のQOLに大きくかかわる眼瞼・涙器の領域を,まず手術の基本となる東洋人と欧米人では異なる解剖学的知識を正確に習得する重要性を,そして手術の重要なポイントとなる出血を最小限に抑える工夫などを踏まえて,眼瞼では重瞼術・皮膚弛緩症,眼瞼下垂,眼瞼内反・外反,閉瞼障害を,涙器では流涙,涙道閉塞などについて術式は勿論,トラブルを招かない事前の策や万一手術が満足のいくものでなかった時の対処法を伝授。
1序論
1眼瞼の機能・解剖と手術適応・準備
a.眼瞼の機能・解剖
b.眼瞼下垂症・眼瞼内反症の手術とその適応
c.眼瞼手術の準備
2涙器の機能・解剖と手術適応・準備
a.涙器の機能・解剖
b.涙点閉塞
c.涙小管閉塞
d.涙嚢炎
e.急性涙嚢炎
f.涙小管炎
2手術の実際
1眼瞼の手術
a.重瞼術
b.上眼瞼皮膚弛緩症手術
c.眼瞼下垂手術
d.退行性(加齢性)眼瞼内反症、睫毛乱生に対する手術
e.眼瞼外反症手術
f.眉毛下垂の手術
g.閉瞼手術
2涙器の手術
a.涙管チューブ挿入術
b.涙嚢鼻腔吻合術(鼻外法)
c.Jonesチューブ留置術
d.涙小管断裂
e.内視鏡を用いた鼻涙管手術
f.先天鼻涙管閉塞に対する手術
3トラブルシューティング
1眼瞼
a.重瞼術後のトラブルシューティング
b.下垂手術で低矯正、過矯正になってしまったら
c.術後眼瞼腫脹を起こさないために
d.眼瞼けいれんに眼瞼下垂の手術をして、トラブルになったらどうするか
2涙器
a.涙嚢鼻腔吻合手術を難しくする要因とトラブルシューティング
b.涙嚢鼻腔吻合術後再閉塞に対する再疎通術
c.涙管チューブ留置術
索引
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